TcpAckFrequencyとは、パケットの遅延を減らすことができるOS設定(正しくはTCP/IPの設定)であり、
ラグや画面の表示遅延を改善できる方法の一つとして、MMOでも利用されている。
MTUとはMax Transfer Unitの略で、パケットサイズの上限を決めるパラメータのことです。MTUの大きさは、利用するネットワーク環境に応じて最も適切なものを設定してあげることによって、データの転送がスムーズに行われるようになるのです。しかし残念ながら、WindowsはデフォルトではこのMTU値の設定がADSL環境に最適な設定とは言えない状態になっています。そこで、このMTUの値を調整して単位パケットあたりのサイズをADSL環境に最適化し、データ転送の効率を高めてやることが速度向上のポイントとなる。
MTUと並んで重要となるものに、RWIN(Receive Window Size)と呼ばれるものがあります。これはデータのやり取りを行う相手先への応答なしに、無条件にデータを受け取ることができるバッファの量を表しています。データを送信する側は、送信先のRWINがいっぱいになるまでは、受信側の応答を待たずに一気に送信する事ができます。バッファがいっぱいになると受信側は、データを容量分受信し終わったことを送信側に伝えるという動作を行います。つまり、RWIN値を増やすとデータのやりとりのための、コンピュータ同士の応答が頻繁に発生しなくなり、送信側で応答を待つ機会が減るので、送受完了までの時間が短くなるのです。特に、インターネットのように反応の遅延時間が長い場合は、このRWINの値を大きめにした方が連続のデータ転送を行う場合に有利となります。
設定方法などはググレばすぐ見つかります。